詩人:どるとる
悲しくないわけはない
生きることが辛くないわけはない
それでも泣いてる顔は人には見せず 涙は手のひらで隠すんだ
悲しくないふりをしてるだけで
本当は今にも泣き出してしまいそうだよ
それでも笑っているのは負けないために
打ちひしがれないために僕は自分に嘘をつく
人に優しさ 求めても何も生まれない
それも時代だと 言う人がいるけれど
僕は人が優しさ忘れたら 悲しいだけだと思うから 僕は人にも優しくしたい
そして思いやりを持っていたい
例え時代がどんなに冷たくなろうと
人の心はあたたかいままだと信じたい
街にあふれる人ごみの中に 何を求めているのかな
そして人の心の中に愛を見ているのかい?
さまよいながらあがきもがきながら見つける 光のような小さな希望が未来を照らす明日が見える
殺伐とした日々のその中に 僕は何を見ているのか 鏡越しの自分を見て 自分の中の悪を 憎んだ
それから僕は少しずつ変わった 変わった 変わった
歩き出すのは間違いなく今だ
思い直すのは間違いなく今だ
変わりゆくのは間違いなく今だ。