詩人:夕空
こころを月にしてからっぽのまま浮かべていたそう願っていたこころの底に月を浮かべてただ眺めていたなにも思わないように願わないように闇を浮かべてただ佇んで…でもね…この月は水月だと気が付いたから水面の底を見つめたまま空を見上げてまた繰り返していますただ眺めていたいだけなのかもしれない人間のまま人形のようにこころをからっぽにして空にして