詩人:遥 カズナ
「生きていないのなら死んでいる」嘘をつくと鼻が伸びていく「死んでいるのなら生きていてもしかたがない」鼻先が伸びていく「嘘がいやでしかたがないはずなのに」鼻先がどんどんと伸びでいく嘘とかそうじゃないとか真っ二つに分けて引き裂いてしまう考えが嫌だ「鼻先がどうなったのかだってそんな話しがさ」この体を引き裂いたところで薪にすらなれないのに鼻先がまたどんどんと伸びていく