詩人:甘味亭 真朱麻呂
誰もが幸せになれる場所はどこにある?
誰もが笑い合っていれるような一人にひとつの居場所はどこにあるの?
楽園は
悲しみのない場所
それが幸せなのか
雨が降らない世界
それが幸せなのか
毎日嬉しいことばかり
悲しい涙はいらない
そんな未来が幸せなのか
僕は考えてる
真理を突き破って
その奥底まで手を伸ばして答捜してる
楽園を
幸せになりたい
都合いい世界に行きたい
もう涙なんか流したくない
だから僕は逃げてると言われても負けないのさ
それでいいのさ
楽園は心の中にあるから僕は心の中に棲む神様と話をするんだ
このままの幸せが続くように話をつけるんだ
やっぱり今がいちばん幸せだったね
僕は楽園の中にいたんだね
気がつかない間に忘れてたんだね
本当の幸せ
本来の幸せ
あるべき姿
楽園を甘く見ていた僕だった
楽園は目と鼻の先
目の前にあった。