詩人:さみだれ
ひとつ海に帰った泡が消えてなくなる頃またひとつ砂の中に隠した足跡が消えてなくなる頃全部海の真ん中楽しかったこと辛かったこと嬉しかったこと唇を噛んだこと好きだったこと恥ずかしかったこと安心したこと胸が締め付けられたこと永遠に続くこと頬を湿らせたこと全部海の真ん中