詩人:どるとる
ギラギラと輝く
あの太陽が夏を連れてくる 連れてくる
ビーチにたわわな実がなる
もう僕の目は釘づけ
下心だけが ほらねあふれている
ほほを流れる汗
拭えば ああ
それだけでもう
僕の心は夏モード
ほらね あらま 小麦色に焼けついた 肌を のぞかせてるのは魅惑的な天使たちさ
もう たまらないね 踊り出してしまいそうさ サングラス越しに 雲が流れ 青い空が果てなく広がる
隣には 彼女はいない
それでも夏が来れば自然と心踊り出す
そして街ははじけるような夏モード
それだけでもう誰もかれもが夏モード
打ち寄せる波と
砂浜に残る足跡
そして日焼けのあと
暮れゆく空には
誰かの失恋の痛手
夏は少しずつ
勢いを増して
やがて 夢幻のように消える 陽炎に似て儚げ
君のほほを流れる
涙に気づいた時
僕は後ろから抱きしめてしまってたよ
それだけでもう
夏モード
僕らの心
夏モード
踊ろう 騒ごう
泳ごう ラララ
夏モード!