詩人:小さな貝がら
季節は秋になり
君は唯一ある
小さな日向に走り
そこで丸まった
君のその姿が
あまりにも可愛くて
背中撫でた
小さな鳴き声と
真ん丸な瞳が
私に何か伝えてる
そっと抱いたら
温かい君の体
寒い朝に飲む
ココアみたいに
どこか優しげで懐かしく
君は見掛けも
そんな色した小さな猫
私は怒られるの覚悟で
家に連れて帰った
君を洗ってあげたら
汚れが取れて
薄い毛色になった
でもあの朝の
君の温もりから
私は君をココアと呼んだ
いつも日向が
好きなココア
私の心癒すココア
By 小さな貝がら
2008/10/28 (Tue)