詩人:甘味亭 真朱麻呂
君の握ってる
君が握ってる
種はどんな種?
どんな花を咲かす?
未来というプランターに植えた土の中から芽を出すまでわからないけど気になるな
僕の未来も
遅かれ早かれ咲くだろう 鮮やかな未来じゃないとしても何らかの未来が咲くだろう
ある種の希望
ある意味絶望
とある願望が
咲かす花
繰り返す日々の中でぐんぐんと背を伸ばしその姿を徐々に形にしていく未来のフラワー
夢の種をひとつ
今また 土に植えて
僕は夢みる力に後押しされてちょっと努力をひとつ
さらなる頑張りを要するならちょっと休んでから
僕は腰を上げてやがて歩き出す 夜明けの高速道 バイクのエンジン蒸かして
うならす 意気込み
今 旅立ちの時
朝焼けが照らすのは僕の望む明日だけ
やがて 咲くだろう
この種は咲かすだろう
すばらしい未来
すばらしい未来
開花は見物
さあさあ記念すべき瞬間に立ち会え 者ども
誰もが種を手に
今日も走り屋気取ってる 気取ってるふりして踏ん張ってる
本気で 本気で 夢を叶えようとしてる
笑うな それが俺の夢
笑うな それが人の夢
その種です。