詩人:流☆群
教室を覗いたら
初めての顔が見えた
ふいに目が合った
頬が熱くなって
あたしは恋に堕ちた…
君とあたしの
春の出来事
部屋に鳴り響く着信音
あたしは急いで携帯を握りしめ
はい、もしもし
緊張して
受話器を持つ手が震えていた…
君とあたしの
夏の出来事
ベッドに潜りこんだ
近くにある寝顔がかわいくて
あたしはイタズラした
そっとキスして
寄り添い眠った…
君とあたしの
秋の出来事
部屋に鳴り響く着信音
あたしの心臓は張り裂けそうで
はい、もしもし
が言えなかった
受話器を持つ手は震えていた
これがさよならの電話だと
気づいていたから…
君とあたしの
冬の出来事
全部全部
君との思い出
君とあたしの
とある出来事