詩人:soRa
夜明けの風はもう冷たくて
僕の心は一層空虚さを増した
僕はいくつかの矛盾を引き連れて
冷たい風の中にいる
君への笑顔も本当は特別なものでもなくて
いつだってそうしていられるんだ
それだってたいしたことでもないよ
心からの笑顔を君に送っているんだからね
簡単なんだ
君が寂しいのは
僕を知ることが出来ないから
きっと分からないんだよね
僕だって分からないのだから
この冷たい風の中で
一緒に震えていても
君は気付いてないんだね
僕が寒さに震えてるんじゃないって事に
それでもいつも一緒だから
僕の中の矛盾もきっといい加減なものになって
何もかもどうでもよくて
君の事を好きだなんて言ってしまうんだね