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soRaの部屋  〜 「風」への投 票 〜

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詩人:soRa

夜明けの風はもう冷たくて
僕の心は一層空虚さを増した

僕はいくつかの矛盾を引き連れて
冷たい風の中にいる

君への笑顔も本当は特別なものでもなくて
いつだってそうしていられるんだ
それだってたいしたことでもないよ
心からの笑顔を君に送っているんだからね
簡単なんだ

君が寂しいのは
僕を知ることが出来ないから
きっと分からないんだよね
僕だって分からないのだから

この冷たい風の中で
一緒に震えていても
君は気付いてないんだね
僕が寒さに震えてるんじゃないって事に

それでもいつも一緒だから
僕の中の矛盾もきっといい加減なものになって
何もかもどうでもよくて
君の事を好きだなんて言ってしまうんだね

2003/11/18 (Tue)
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