詩人:春欄
私の心に降る雨は止むことがあるのでしょうか…私の心に広がる闇は晴れることがあるのでしょうか…雨は忘れた痛みを 思い出させる…古い古い 古傷が疼いて痛む…雨を優しく感じていた頃が今では古い傷となって 心が痛む…傷の深さを実感し寂しさを思い知らされる…優しかった雨が 涙の雨になった事が 私の一番の悲しみ…雨の音が嫌いになったのが 私の悲しみ…冷たい雨に濡れながら 涙を隠す……