詩人:樂也
鶏が鳴く大地と虚空とこの身に響きわたる営みがあると気づく世界は確かにめぐり、ここにいる今朝の声この高原にも届いたろうかそっとふく風が草をゆらしつづける この原に 牛たちがいる ポニーはどこにいるのかな地が震える沼と風と座る岩から響く生きていると感じる心臓は早く打ち 僕らは裸足になる オカリナをふく ウードも聞こえてきそうだな強い瞳を ふいていこう