詩人:さらら
砂の上魚 ピチピチと潮水 求めていました向こう側浮輪持ったビキニスタイルのお嬢さん楽しそうでした砂の上ペンダントを見つけました確か 十才くらいの頃それを持ち帰りオルゴール箱に入れました世の中の矛盾によく気づき始めてオルゴール鳴らすことさえ忘れてしまい海亀その砂で産んでいました僕の記憶喪失のよに産卵を僕の詩は記憶喪失となりそのなかの いくつか生まれ泳ぐと信じて来た蒼い青の行方は不明