詩人:甘味亭 真朱麻呂
優柔不断ですぐ泣いちゃうこんな駄目な僕のこと
なんで君はそうまで愛すのか不思議だった
僕にはただお人好しとしか思えずに
君のやさしさに気づけずに純粋な君の気持ちを平気で汚してた
だけれど 今は君の存在が僕にとってどれくらい偉大なのかわかってるよ
でもまだこんなにも君と一緒に居てもわからないことがある
それがちょっと気がかりだけれど
これから一緒に居る中で少しずつ知っていこうと思うから
寄り添い 笑いあった数だけ心にはあたたかなあかりがともりこの僕を助けた
愛は不死鳥のごとく何度も僕を助ける
涙はやがてかれてはかない花のように まるでもとからなにもなかったかのように僕や君の命までもを無に返す
それでもそれでも与えられた時間の中であたためあい寄り添いあい愛しあうことのけなげさよ
ただそんな悲しい運命を紛らすためだけに愛しあう訳じゃない
こんな人生なんてなかったら愛しあうこともなかったかもしれないけれど
それができる今はきっと愛しあうことのすばらしさに気づけたから幸せだと思うからさ
いつかやがてこの繰り返しが終わりを迎えたならせめてラベンダーのようなむせかえるくらいのきつい匂いで君と僕が愛しあったそのあかしを そのしるしを消えないように残してからおさらばしたいって君と話したんだ
特別なものなんて何も要らない
それさえあれば
愛しあったあかしなぞは今 ここにある
だから愛しあう今がやがて揺るぎないあかしとなって
ふたりにしか見えない物語を刻むのだ
そんな夢を僕らは愛してる
そんな未来を僕らは信じてる
日陰の下に人知れず咲く花のように汚い色でも 日の下にかざせばほら見違えるほど綺麗な色でしょ
だから 僕らも僕らの愛をよーく見てみよう
たとえ目立たなくても僕らが大切にすればいつかお日様が日陰にも差して綺麗な愛色に染まるから。