詩人:どるとる
時計を持たずに
散歩に行こう
孤独を遠ざける
愛と手をつないで
時間を気にせずに
さみしさ捨てに行こう
頷く人と無視を決め込む人や文句ばかりの人 いろんな人がいるものだ
僕はというと
勝手気ままなもんだよ
いいんだよ 少しだけ ほんの少しだけ 夜が長く感じれたら
君と歩くこの道が猫の銅のように長い
君と歩くこの道はありふれているが特別な匂いがする
散歩道 散歩道
てくてく のろのろ
単純な思考が築く
幸せ 明日へ飛ぶ
だらだら せかせか
人の中でも頭ひとつぶん浮いた人
ちょっと変わった生き方で
ちょっと違った行き方で
散歩道を歩きましょう
人生は散歩のようなもんだと言い切ろう
それくらいじゃないと夜さえ さみしさで埋め尽くされてしまうから
静かな中に確かなざわめき 聞こえているよ
その声 なんて不思議 こみ上げてくる安らぎ
今日は僕から誘います
散歩へ行こう
時計も持たず
道順決めず
散歩に行こう
ちょっとそこまで
どこまでも。