詩人:どるとる
独りじゃ抱えきれないさみしさは 誰が拭ってくれるのか
独りじゃ背負いきれないかなしみは 誰と分け合えばよいのかな
わからないことが多すぎる
時間に埋まる記憶
思い出などはもう
風に消えた
難しいことが多すぎる
こんがらがる頭
思い出ほど美しいものはないはずなのに
独りじゃ 笑ってもつまらない
独りじゃ 食べてもそっけない
独りじゃ 遊んでもつまらない
独りじゃ 部屋もだだっ広い
独りじゃ 独り言にしかならない
独りじゃ 生きてる喜びは見えない
だから 少しでいい
独りじゃわからない
喜びをおしえて
ほんの少しでいい
独りじゃたどり着けない場所に連れて行って
人を愛することや
人を思えることを
心から、今したい。