詩人:甘味亭 真朱麻呂
希望の花を踏み潰さないで 見えなかったの?足下に咲くチャンス 見えたけどなんだかこわかったから わざと知らないふりをして踏み潰した 太陽はずっと僕を焦がして 身も心もぐちゃぐちゃになってもうこれ以上焦がせないくらいなのに 花は僕を 未来にまで縛りつける夢 花の夢 僕は花 夢みる花だから いつか咲く日を夢みているんだ きりもなくただゆらゆら 花の夢 僕は花びらを黒に白に染めて揺れ惑う ただの花 珍しくもないさ 僕は花。