詩人:放射能]
トイレの禁煙を守らず
火を点けるライター
作動するは探知機
俺はコンコンチキ
ベルがなる
それにもめげず
落書 ドア破壊 放水
うるせぇ!
この腕の傷跡は
ためらい‥
なんかじゃないんだぜ
狭い空間で起きた
壮大な自暴自棄
裏へ行く
俺の芸術はゴミタメ
ある日
雨音がニワトリの
鳴き声に聞こえる時
そこは風林花壇
隠し部屋で滅したいぜ
静かになって
看取られずに
禁止事項を作る奴らを
殴り殺したいぜ
身体と精神の置き場
死体ワールド
別々の俺がいる
可哀相とは思うなよ
今は下積みの時代
不幸を
先取りしてるだけだ
情緒は変動
薄暗く薄汚い
住み慣れた裏道で
殺そう
明日おれとオレと俺を
俺は大器晩成だと
頑なに信じてた
今ある現実を認めず
外れたボタン止めず
時間が戻らぬと
知っておきながら
後悔だらけの
人生は意外と…楽しいいつからか
ちょうどいい具合に
良くもなく悪くもない
それで満足してた
いつの日か
持て囃され天狗になり
成功と言うものが
味気なく感じる日は
今の俺だと思う