詩人:甘味亭 真朱麻呂
ただいまという僕の声と
おかえりなさいという君の声が
混ざり合った その瞬間に世界一すばらしいハーモニーが生まれるんだよ
そんなハーモニーにはどんな世界的な演奏会もどんなオーケストラもかなわないのさ
そんなハーモニーからすればなんの価値もない ただの雑音です
それほどこのハーモニー
すばらしい
すばらしい
すばらしい音色
心に降らすのさ
涙の雨
熱くなる 心は 温暖化
君と僕がいなくちゃ
君と僕以外じゃ
生まれないハーモニー
君と僕じゃなくちゃ生まれないハーモニー
今 また 今夜
生まれた
流れ星よりずっと
綺麗な声が町中
宇宙を突き抜けて
ほら 見えない愛の形が わかるでしょ?
ふたりなら
ハーモニーは重なるという意味でハモるとも近頃ではいうらしいが
そんなの無視して
僕らは僕らで素敵なハーモニー
夜 に 響かせよう
心 に 響かせよう
誰より
世界中の
恋人たちのハーモニーにも負けないように
競うわけじゃないけど
さあ さあ
強気でハーモニー
今 僕ら ハーモニー。