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詩人:甘味亭 真朱麻呂
この広い宇宙の片隅のちっぽけな青い惑星で僕らが出逢えたことはまさにものすごい低い確率のもとに起こった神秘的な出逢い
今こそ奇跡だとさけびたいんだ
君には自分を責めたりしてほしくない
私なんて生まれなければなんて言わないで
君はきっと僕よりずっとすばらしいから
君を愛してる僕だから君が自分のことを嫌いだとかいったらね僕には悲しいから
どうかもっと自分を愛せる気持ちを見つけてほしい
君と僕の二人三脚でふたりして宇宙を旅する
隕石を軽くよけてスペースシャトルに手を振り宇宙人と友好を結ぶ
なんて夢の中でおとぎ話 語ってもいいだろう
現実はおもしろくないからさ
確率なんて出逢ったらもう関係はないさと僕らのはじまりをけなすことはやめよう
地球がなかったら
今とほんの少しでも何かが変わってたら大幅に未来はずれていたんだ 今とは
だから 君と出逢った今に感謝しまして
受け止めて
抱きしめよう
悲しくも素敵なデスティニー
確率 1/100っていう途方もなくありえない数字飛び越えてもう死にものぐるいで出逢ったふたりだから
もうこれ以上ふたりははなれる理由はないさ
ずっとこの宇宙の中で暮らすとするさ
ゆらゆら
クラゲみたいに
のろのろ
亀みたいに 進むさ
起源より
事の起こりより
知りたいのは
互いの胸の中
光る真珠
今 心がパッとひらき貝殻みたいにのぞいたのは少しも違わないまったく同じ気持ち
つまらないくらい当たり前な愛
純愛 100パーセント
僕らが出逢うこともまた 1/100なら
僕らがこの先愛し合ってゆくのも 同じ確率さ
もちろん 100は絶対的な数字
逆にはならない
逆にはならない
生まれなかったっていう確率もあっただろうけど人類は100の確率を手にして生まれた 生まれたんだよ…