詩人:甘味亭 真朱麻呂
簡単だね 言ってしまえば
「生きたい」と思う気持ちは
だけどあたりまえな事でも人間は難しく考えちゃうんだ
だから生きる事はこんなに色んなこたえと絡み合って片結び
「死にたいよ」なんて簡単に言うけど
本当に死にたいなんて思ってますか?
思っているならとっくに彼の世だね
だから今 生きていることこそはまだ見ない明日を知りたいとわずかばかりでも思っているあかしだろう?
だから 生きて生きて生き抜いて
終わりをおがむ日まで生きていけばいいんじゃないか?
無理に死にたいなんてことばを隠せとは言わないから
せめて生きる中で感じる喜びを笑顔でしめして自分の中に広がる果てしない闇に光を差して
本当に死んでしまわないように心に花を咲かそう
輝きという花を
今 僕は 何より
キラキラ 輝いてる
はじめて思ったよ
こんなに生きたいと
自分でも不思議だよ
なぜだか体中を流れる血潮がふるえてる気さえする
明日にほら一抹の光が見える
希望ものぞくよ
だから
生きよう
つまりそれを言いたいんだ キミに。