詩人:どるとる
背中合わせの二人が画面の端へ消えてく流れる涙拭いもせず僕らは消えてゆくさよならの言葉呟いて エピローグを迎える二人の物語 映画のような恋をしたよ 終わりまで切なくて 小雨の降る 街路樹を二人は別々の道 歩いて行くさよならは雨音にかき消され 聞こえなかったけれど君との楽しかった日々を思いながら僕はこれからの日々を強く強く生きて行こうと思っただからこのさよならははじまりに向かうためのさよならさ悲しみに笑うよ。