詩人:高級スプーン
「出来たぞぃ!」
「どれ?見せてミソ」
「ホレ!どうよ!」
「どうよって…」
「アッシの処女作どうよ」
「これ何スか?」
「何スかて!えぇ!?」
「これ何さ?」
「何って詩ぢゃよ」
「詩?」
「今世紀最高の‥」
「詩?」
「詩」
「これ詩ってか絵?」
「えっ!?」
「絵っ!!」
「えぇっ!?」
「…」
「…え?」
「絵?ってか落書き?」
「ん?」
「ただの落書きじゃん」
「詩ぢゃよ」
「詩じゃない」
「詩ぢゃない?」
「詩じゃない」
「じゃ何ぢゃいな?」
「落書きじゃんコレ」
「落書きは詩じゃない?」
「詩じゃないでしょ」
「なぜに?」
「なぜって分かるでしょ」
「分からんぜよ!」
「いやいやいや」
「詩って何?」
「‥ちょっとココ見て」
「んん?」
「こうゆうのが詩でしょ」
「ふむふむ」
「アンタのと違うでしょ」
「どこが?」
「見りゃ分かるでしょ!」
「文字ぢゃないから?」
「う〜ん」
「ぢゃあさコレは?」
「ん?どれ?」
「コレぢゃよコレ」
「…これかぁ」
「これは詩?」
「うぅん‥」
「高級※プーン?」
「会話してるだけだしね」
「ぢゃあ…」
「§☆$“*@〒ッ!?」
「何?突然‥叫び?」
「…詩ぢゃよ」
「詩じゃない」
「うぅむ分からんの」
「あのさ」
「むん?」
「その叫びや落書きがさ」
「ふむ」
「詩だとしてもさ」
「うむ」
「どうやって載せんの?」
「むむぅ‥気合いとか?」
「アホか」
「アホぢゃい!」
「あ、そう」
「うん、そう」
「どっちでもいいや」
「アッシを見捨てる気?」
「不燃ゴミかな」
「…分別ゎするのね」