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[143847] 狂おしいほど人を愛して

詩人:甘味亭 真朱麻呂


悲しみの雨が降ったそのあとに顔に咲く笑顔は素敵なものです

今まではモノクロでしかなかった世界がある日から変貌を遂げて素晴らしく素晴らしくあざやかに僕を包む
夕暮れはむせるほど僕に優しい

それは君がいるから
絶対君がいるから

ありがとう
でも
ごめんなさい

迷惑ばかりかけちまって

今日も良心と悪心のあいだで闘っています
必死で闘っています
良心の呵責を禁じ得ないほど君を想いに想ってます

もう 止めようとしても止まらない思いは前科を飛び越えて光る

本当に言いたいことはきっと涙のあとに涙のあとに降るものだ

だから
雨のあとの虹は
悲しみのあとの笑顔は
こんなにきれいだ
だから
ケンカのあとのキスは
仲直りのあとのあれは
切ないほど愛しいんだね
張り裂けそうなほど胸を突くんだね

ああ 今 さけぶ
世の中でただ一人
君だけに通じる言葉
今 また 再び
君に許しをもらう
世界で一人だけ
君だけが知っている
君だけが受け入れられる呪文

ああ 愛してる

狂おしいほど
狂おしいほど
狂おしいほど
狂おしいほど
狂おしいほど
人を愛してしまったあとに咲き誇る気持ちが形になって君の心の一番奥に静かに届くだろう

今 伝えてよ
その瞬間
その感じ
僕に言葉になるはずもない気持ちを君なりの愛で見事に埋め合わして

僕はそれを疑いもなく愛し抱きとめるから

僕が君を愛すように
君が僕を愛すように

その意味や意義や理由を問うなんて無意味な事はやめて
ただ愛してる
それだけで手をつなげる二人に降り注ぐ光はありふれた喜びを咲かす
僕ら二人 それをくたばるまで育てる
ただ愛とはそれだけのこと
つまりは植物を育て観察する事を難しくいったまでの事です

だろ?

2009/05/20 (Wed)
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