詩人:どるとる
星の瞬きに耳をすまして
風のそよぐ音に景色を思い描いて
目には見えないものへの興味や感心を形にしてみてごらん
1日の中に 何かがあるよ
何気ない場面にもあったよ
かけがえのないもの
輝いていた
眠りを誘う 月明かり
見とれていた 星たちのまばたきに 僕は眠れない
眠れないのに なぜか心地いい夜 それが今夜だ 僕は独りぼっちなのに心満たされてる
明日はどんな事が
待っているのかな
例え雨でも優しい
1日なればいい
明日がどんな1日でも
誰もが心から
笑える瞬間があればいい
今夜はおやすみ
眠りの歌 歌うように ささやいた
眠りの歌 吸い込まれるように夜に食われた
よくかみしめて食べてね 美味しいから
明日になったらもう朝じゃ見当たらない
胃の中で溶かされたから また夜がくれば同じような 切なさに引き込まれるような光を見るでしょう
だから今夜はもう寝よう
いつの間にか夢のなか
眠りの歌も聞こえないね
家々の明かりも闇のなか 闇のなか。