詩人:甘味亭 真朱麻呂
計算しつくされた100%完璧な人生に真の喜びはない
悲しみや苦しみのない人生を旅する価値はない
100%満たされた生活に夢はない
100%満足できる毎日に未来はない
だから完璧なんて不必要だ
完璧ならば不完全なものを求めるさ
嫌いなんだ
完璧なヤツもそれを求める心も出来すぎた人生も
何か欠けてて
何か不具合で
何か足りない
そんな人生だからこそ楽しい そんな歯がゆさがあるほうが絶対飽きない
計算しつくされた問題に真の答はない
あるのは固定化された単なる計算の末に解けるつまらない答だけだ
それなら僕は1+1も100と答えるさ
そのくらいの愚かさを見せてやる
100%ばかり求める世界に刃向かって大げさなくらいでたらめに大げさなくらい不完全な自分を生きる
そんな気持ちのほうがきっと素晴らしいに違いないのだ
誰かに従うんじゃなく自分に忠実になりなるべく笑って生きるためには。