詩人:どるとる
差し込んだ陽射しの中で 微笑む君を
そっと 部屋の窓から僕は見ていた
慣れ親しんだ関係をそろそろ断ち切って
恋人という蛹から蝶になりたいな
無理して買った指輪が 指に合わず 笑った 少し安い指輪だけど 代わりにあとで買った
君は貧しくても 何も不満を言うこともなく ただありふれた毎日を 幸せと呼んだ
いつしか、時が経って 僕と君の それぞれの 決心がついたら結ばれようねと誓った
この窓に映る
なんでもない 生活がいつも幸せなんだね
気づけなかったよ
今まで あまりに満たされていたから
そうだね この場所こそ幸せが咲く場所さ
。