詩人:46
もう酷く傷つかなくなったのはかさぶたなんてとっくに消えた深い傷跡には比べ物になりやしないからもう強くさよならを拒まなくなったのは手に入っても手に入っても手に入ったぶん大切な何かを見失っていた昨日があったからもう安易に自分を傷つけなくなったのは視界が見えないくらい泣き崩れた永遠のお別れを味わったから