詩人:花
雨脚が強くなった夕方季節は初夏へと移り変わるアスファルトの冷えたにおいが紫色に心に巣くうねえ 例えばさ雨に濡れた心 温めるのは私の体温であって 君の体温であって欲しいねえ 例えばさ雨上がりの虹の梺に一緒にいるのはさ手を繋いだ 君と私であって欲しいこれからも ずっと