詩人:弘哉
天を仰げば頬伝い地を見つめれば色を変えだから腕へと押し付けて声を殺していればいい気付けばそれは消えていて最初に思う強さだけ妙に虚しく残ってて最後は一つ羨望が枯れて果てたら残るのは?渇いた心潤いは?人のそれには目を細め羨み嫉み思うだけもう俺からは流れない人の証は流れないそれならいっそ心さえ凍てつき砕け消えされよ