詩人:薔薇野原 雅
泣きながら 歩いていても誰一人 話しかけてもくれないだろう私が旅立ってみても 誰も涙を流さないだろう粋がって守り続けた その美学それは若さじゃなく 行き果てた道数えきれない傷の中で 風に吹かれた誉められもせず 苦にはされておんぼろの 私、放浪船愛する誰かを探し今日も帆を広げてる