詩人:pereo。
食用の牛や豚はその人生に
随分と手間をかけられ生きるそうです。
微調整された餌を食べ、ハーブを食べ、ビールを飲み、マッサージを受け...
手塩にかけた肉、それはそれは大層美味しくなるそうです。
手間のかけ具合や育った環境で
ランク付けされ値段が決められて売られるんだそうです。
なんだか人間の人生に似ていますね?
何を食べ、何を感じ、どんな環境で育ったか。
親の手料理を憶え、愛情を受け、お金に恵まれ、身体に恵まれ...
そういう人はきっと美味しくなるんでしょうねぇ。
環境のよかった人間は値段も高いんでしょう。
ひょっとしたら牛や豚や鳥なんかより
幸せを浴びて生きてきた人間の方が
よっぽど、美味しいのかもしれませんね...?