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詩人:甘味亭 真朱麻呂
無駄を省きましょう
無駄は省きましょう
無駄のない未来をつかみましょう
無駄な物は要らない
無駄な資源を出すな
無駄な人手を遣わせるな
無駄を省けばそこにゃ新しい鮮やかな朝陽が昇るはずさ
だからね だからね
無駄処理フューチャー
ボクらは ボクらは
無駄処理フューチャー
いくつもの失敗を経て想像を膨らまし
いくつもの実験を終え本物を突き止める
それが今の世界に当てはまるのだろう
それはいくつもの何度も生まれ変わる
無駄な物も無駄な人件費も無駄なこともすべて省いた無駄ない世界
必要な物だけが必要な金だけが必要なことだけがまかり通る世の中
無駄処理フューチャー
ここにあり
だけどなんか心配なのさ
なにかが
なにかが
ボクは。