詩人:甘味亭 真朱麻呂
いくら笑っても
いくら泣いてみても満たされないんだ
用意のいい人生や
計算され尽くした
ミスのない人生なんておもしろくない
完全な気持ちの在処を探し求めては今日もため息でお休み
キミの遠い面影を僕をまだ引き留めてる
キミがいるから
キミがいるから
満たされない心の隙間さえキミの笑顔でキミの言葉でなんとか埋まるんだよ
それでもわかってね
それでも満たされない気持ちの事
ゆがんだガラスの向こうに映るゆがんだ自分がこちらを向いて笑う
それは僕の真の姿
そんな僕に愛をくれてどうもありがとう
そんなことしか言えなくてごめんね
今日も何もやることもなく暇を持て余している
そんな僕のこと
穴があくくらいキミは見つめるから
恥ずかしくなっちまって心は穴だらけ蜂の巣
悲しみに撃たれまくった僕はレンコンのようだ。