詩人:甘味亭 真朱麻呂
悲しい気持ちを抱えたままでみんなよく笑えるな
どんなに悲しくても切なくても笑うだけならウソ泣きみたいに気持ち偽って笑えるけど
本気では笑えません
こんなに悲しいのに
みんなのあの笑顔ははたして本物なのかな
笑って笑って笑いまくって楽しく生きていきたい
好きなことだけしていつも楽しく生きていきたい
それでも雨降りの日は避けられないから悲しみ免れない
それでも雨が降っても笑っていられる理由をいちばん誰より知っているのはほかの誰でもなくここにいる僕だろう
人生は悲しいことばかりじゃないから
泣いてばかりいないで涙をふこうよ
たしかに悲しいことは辛いしくるしいけど
生きていれば良いことの一つや二つは必ずある
だからその日を信じてつつがなく日々を埋めていこう 不器用でも生きているだけ得なんだから
そんなに夢みたいな事ばかり言ってないでたまにはリアルの中に輝く光を見つけてみてごらん
僕、僕にも言うんだよ
さあ 笑う準備は整ってるかい? 急がなくていい
はいチーズ! 笑えたら心のカメラのシャッターを切るよ
その笑顔を忘れないように胸に焼き付けておこう
その気持ちはいつか挫折をしてたまらないキズを抱えたとき君を救うだろう
笑顔は悲しみに対抗するため存在する強さなのだから
笑顔を有効に使っていこう
君は必ず強くなれる
僕と強くなろう
二人三脚で
小さな力もふたつにあわせればいろんな事できるはず
涙と笑顔でよく混ぜ合わされた人生の中で雨に打たれ今日も笑う練習をする
鏡見て
無理やり笑う笑顔じゃなく心から心から笑えるよう
ウソの笑顔平気な顔でみせるくらいなら素直に僕は本当の気持ちさらすのにみんなそれを拒みわざわざ笑顔を見せる
そんな不思議な抑制を僕はいつまでも理解できないだろう
それでもそういう僕もたまに無理な笑顔誰かに浮かべてしまう。