詩人:快感じゃがー
めまぐるしく
彩られて
この白いキャンバスは
いつのまにか
美しくなって
君の願ってた
悲壮感は
もっと美しくなって
このまま
息絶えても
きっと
君は良かったんだね
ねえ
君の云う
強さって
一体
何だったのかなあ
真っ黒に塗られた
トランプじゃあ
二人の未来は
占えない
ねえ
君の云う
愛って
一体
何だったのかなあ
結局、僕らは
得体の知れない
感情に
突き動かされていた
だけなのかも。
確信もなく進んだ道で
折り返して
別れた
そんな
あっけない日で
だけど
時々は
思い出しても
いいかい?
堪らなく
好きと思える瞬間に。。。
そうだね
今更
口説き文句には
なんないけど
ちょっとぐらいの
後悔があっても
ゆるされるでしょ
キャンバスの余白は
君のため
まだ取ってあるんだ