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[144817] 人生ラクありゃクもあるけれど

詩人:甘味亭 真朱麻呂


人生は山あり谷あり
風の強い日 雨の降る日
嫌なこともある
笑えない日だってある
だけれどだけれど人は明日も生きなくちゃって妙な使命感燃やして生きてしまうのだろう

たのしいゲームだってルールがあるさ
ルールがあるから自由が利かないから
定められたルールの中でゆるされた自由だからたのしいのさ
人生もたのしいばかりじゃ自由ばかりじゃたのしくはいかないさ

悲しみにありがとう どうも毎度お世話様
今 思ってもみないことを口にしてしまった
でも本心かもしれないんだ

わかってるのに
受け止められない
常識というストレート
僕のミッドは新しすぎて 硬すぎて
時々わけがわからなくなる
そんな日もゆるして

やまない雨の中
強い風に傘をとばされ小道具は無用とばかりに裸のまま闘わされ
陣取った小さなこの自分の居場所で生きる
刃を手に取り
盾をかまえて
いつも
用意周到
準備バンタン
僕は進む
モグラのように
道なき道を行く
行き止まりさえ
ものともせず
掘り進む

僕は明日も旅人
さえない顔でボロボロの地図とにらめっこ
目指す場所へ続く道 ゆけばゆくほどに風強し 雨冷たし
それでも天気予報なんか無視して僕はその場その場を不器用に生きる
そんな生き方こそがたのしいのさ
デンジャラスな冒険
向こう見ずな僕の船の帆張ったら風の向くまま気の向く方へプー太郎

僕の道だ
僕がすべて決める
傷つくのも
責任とるのも
すべて僕だ
僕なんだから
いいだろう 自由にさせやがれ
素晴らしい生き方
探すのだ
どうせいつかは死ぬのなら自由に生きることがせめて神様に無情な運命を与えられた僕らのハンデだろう

だから 進めや進め
船を出せ
間違いながら
最高じゃないか
負った傷は男のワッペン

人生楽ありゃ苦もあるけれど当然泣きたくもなるよね
仕方ないさっ!

2009/06/18 (Thu)
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