詩人:どるとる
誰だってそれぞれの
今を生きてる
今しかできないことをしているんだ
落ちてるゴミを拾うような小さなことから
誰かを愛するため永遠を誓うような大きなことまで
そのために今を費やしてる
何気なく笑ったり
さり気なく泣いたり
くだらないほどの毎日を本気で生きてる
道端に空き缶転がるように
誰かが気づかない間に
僕は誰かを傷つけてるかもしれないのに
それさえなんでもないみたいに微笑むあなたがずっとわからなかった
だけれどそんな君も今を抱えているんだね
僕らと同じように迷い悩み苦しんでいるんだね
雑草のように生えては枯れるきりのない人々の流れの中
君はいつだって自分らしく生きてる
君はいつだって思ったまま生きている