詩人:阿紀奈
過去の夢を見た。電話で告白した。ちょっと恥ずかしかった。凄く緊張した。手が震えていた。まさか『YES』って言ってくれるなんて考えてもいなかった。初めて一緒に帰ったあの日…赤く染まった頬を私達を照らす夕日で誤魔化した。繋いだ手が緊張して震えていた気がする。スキの言葉がそこから伝わる気がした。あの頃が懐かしいな…。なんで昔の夢を見たんだろう?もしかして…別れた貴方に、久しぶりに逢ったから?