詩人:gof
遠く月の舟 手を振る異世界探検人に
微笑みとサヨナラとを捧ぐ
真夜中の刻から彷徨えば感情の淵
淡く青い靄に紛れた走馬灯は
朽ちた町の海辺にたどり着いた
ガラス管の中に閉じこもり
誰にも知られてはいけない恋文は
あの日のまま 捨てた
ターゴイス バイオレット
きみときみは きっと
何処かで繋がっている
彷徨いの防波堤
ボロボロの紙切れ
タイプライターで打たれた文字は
誰かの記憶に似ていて
八方塞がりのマヌケさん
儘ならない感情を
声に出して叫んでみたい海がある
好きとか 嫌いとか
忘れたい事も
言葉にならない想いもある
手繰る恋の不埒さも残ってる
朝焼けには なんとか戻したい
意識と意識の狭間の正常値
寝て起きて また寝て起きてを繰り返そう
おはよう おやすみ おはようさん
よき1日を よき休日を