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詩人:☆ндчдто☆
この手を離したくない そう思わせたのは 寒く冷たい秋夜風だった 今までにこんなふうに思えたのは 世界でたった一人 君だけだよ 秋夜風に吹かれながら 君と知り合ったきっかけは普段使い慣れた携帯で その日は少し暑かった 君の左手が恋しくなるとき僕はなにを思うんだろう 秋夜風に吹かれながら独り考えてみた 君が泣いた夜は 月の光が目に刺さり 二人寄り添った夜だったね不安な顔を何度も浮かべ 僕の瞳を覗き込んでた なぜ君に出会えたんだろうもう考えないよ 君の左手が 恋しくならないように……