詩人:とーれぱすて
小さな手
ぴったりサイズのどんぐり
ぎゅっ と握って
よたよたと
転んでも離さず
顔や膝は泥だらけ
あぁ また洗濯物が増えちゃうな
世界で
宇宙で
一番の笑顔と共にどんぐりがやってきた
僕は僕の幸せを願っていたんだ
僕には小さすぎるどんぐりと
大きすぎる笑顔
大好きな笑顔
その笑顔を守りたいと
思えるようになったんだ
僕は貴方の幸せを一番に願ってる
守りたいなんておこがましいな
汚れても気にせず
まっすぐにどんぐりをもってくる貴方に
僕はきっと
守ってもらってるんだろうな
生きる意味を
ありがとう