詩人:樂也
庭に咲く花
秋風にゆれる 名残の夏日
「今日の最高25℃だって」と電車で誰かが語ってた
永遠に帰ってこないはずの夏がなぜかここにいる
嬉しいな あなたに君に伝えたいな
この秋晴れの太陽を あいつも浴びているかな
庭に咲く花の色をガンミしてると
線路沿いの雑草をガンミしてると
不思議な思いが湧いてくる
お前と熾烈な物語の途中に立ってることを実感する
これから寒くなってっても
同じ花や虫と無限を織りなし
花をかぎ 虫をきき
雪を受けとめていくんだろうな
今は秋
行こうどっかに
2010/10/02 (Sat)