詩人:wbs
白かな 灰色かな。 そんな中途半端な空の色。 太陽はかくれんぼ。 落ちてくる雨粒は ぴち ぱた ぽん と音を奏で、 激しくなったり、弱くなったりと 曲を仕上げてく。 いつ終止符が打たれるのか。 少しずつ 少しずつ 曲が終わりに近づいていく。 この曲が終わったら、 どんな世界が広がるのだろう。 どうか、 その世界が、 優しく 暖かいものですように。 きれいな色が広がりますように。