詩人:矢井 結緒
京の都の上七軒白粉落としてズラ外し黒い皮ジャン鼻ピアス膝まで垂らしたレスポールMaiko豹変七変化天神様も目を醒ます大音響のロッケンロール七回転んで八拍子砂を払ってツラあげて明日があるじゃんおいでやす腰に垂らしたロングチェーンMaiko変身七不思議旦那衆も振り返るエイトビートで六軒ロール穴あきジーンズがアナーキー京の都のパンクガール加茂の河原に風が吹く