詩人：甘味亭 真朱麻呂

君の為に歌いたい
あふれてくるこの気持ちを素直なまままっすぐに伝えたい
いつか破裂してしまうまえに君に届けたい

愛は限りなく君に向いてるから
君しか君しか僕には見えないのさ
このステージの上でつまずきながら踊る僕を気遣いながら小さな拍手をくれた君
ただひとりだけ

だから歌うよ君の為に
僕に大切な大切なこと感じさせてくれてありがとう
感謝の気持ちとそれとあれとたくさんある気持ち束ねて
思いは永久に伝えきれないが大切なことだけを花束にして歌いたい
愛してる人に贈るためのラブソングをつたない言葉で精一杯歌うよ
ありふれた気持ちだけど忘れちゃいけないことさ
いつも胸の奥にあるんだ
引き出せば謎は解けるよ
僕はたしかに君が好き
だから歌いたいんだ
気づいてみればカンタンだな
恐れていただけで
偉大なる君を愛すこと難しく考え過ぎてた
でも愛は単純で複雑で難解さ
だから気を抜かないようにいつも君と向き合おうよ

君と歌を歌おう
二人で
愛し合うことは
まるで
二人の共同作業
歌を歌うような
二人の共同作業

だから歌うよ
時には一人きり
でもだいたいは
二人で歌うよ

歌ってくれるよ 君は僕のために
歌うよ 僕は大好きな君のために

ひとりはふたりのため
ふたりはひとりのため
愛を少しずつ膨らませてゆくんだ

やがて空に昇る日を夢見て

歌い続けるのさ
聖なる愛の歌を。