詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕が探している幸せはどこにある?
探しても探しても見つからないのはなんで?
求めすぎたのか 欲張りすぎてるのか
幸せの大きさが願いにふさわしくないのか
僕の幸せとはなんだったのか
幸せになりたくて
生まれてきたよ
多分ねこの世界に幸せがあると生まれてきたよ
幸せにして下さい
いるならば 神様
頭の上に輪っかなんか浮かべて
幸せにして下さい
声は聞こえてるか?
それさえわからない 神様
僕の願いはいつまでも風船のように割れることもなく電信柱に引っかかったまま神様へは届かない
空へは行けない
幸せなんかもういらないから
幸せなんかもう叶わないから
どうか平穏なこの生活が続きますように
特別なものがないから普通の生活が幸せに思えるんだ
大切なことに気づいたよ
探してた幸せは今ここにあるんだね
神様がなにも言わないで僕に気づかせてくれたんだ
ありがとう
いつもありがとう
神様ありがとう。