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詩人:甘味亭 真朱麻呂
ある朝目覚めると僕の寝ぼけた顔をのぞきこむ君と目が合った
朝からなんて僕は幸せ者なんだろうなってつくづく思ったよ
鼻先をくすぐる春風の心地よささえもかき消してしまうほどの美しさと存在感でありふれた毎日に魔法を感じさせてくれる君に僕は恋している
君と出会ったあの日からもうありふれた毎日は魔法仕掛けの毎日に変わってたんだね
今までいろんなやなやつにめぐり会ってしまってきたけれどそんな奴らから君を守れたら
例えば最高じゃないですか
僕はそんなふうに君の隣にいたいんだ
その麗しいお姿を見るだけでもう幸せだからキスなどもしできたなら僕は幸せすぎて死んじまうかも
そんなふたりの恋物語は明日も魔法仕掛けで続いて行く
この恋は魔法仕掛けの恋だから
簡単には終わらないから大丈夫さ
だけれど用心しよう どちらか片方だけでも心汚れたらおしまいさ
それを胸にいざ進め
幸せあふれるその源泉へと
あびるほど幸せをいつか抱えよう
あごがはずれるほど笑っちまう未来をあなたに届けたいのさ
ただそれだけのために僕は君に恋をする
それこそ魔法じゃないか
不思議な魔法じゃないか
いい意味で慣れない幸せが幸せ
それによるしわ寄せもまた幸せ
だからいつでも特別な日なんです
君といるだけで
君と笑うだけ
それだけで
何もかも
ばら色なんだ
魔法仕掛けの恋だからでしょ?
わかりきった顔でいえる僕がまた幸せ
ああ 幸せだ。