詩人:甘味亭 真朱麻呂
真昼の月に照らされているこの世界
すべての僕のムネの中に咲いた孤独の花が涙にぬれる
きっと僕なんか
きっと私なんか
生きる価値もない人だなんて悲し過ぎやしませんか?
だから
心に花を咲かせよう
誰もなにも自分の苦労 辛さ わからないだけだ
真っ赤な夕陽が見えたら涙をそっと拭ってあしたのページをひらこうよ
どんな理由でどんな経緯で悲しんでるのかはわからない
だけれど負けないで 生きることが正しいとはいわないけれど君はまだ笑えるはずだ
真実のメッセージ
未来へ飛ばそう
心のポストへ
返さないで
先ずはあしたの自分におくろう
今はまだ
旅の途中
それより
始まったばかり
だから
焦るな
あわてるな
言われるたび
胸が軋むだろう
だから
大切だと思うことだけ胸にとどめなさい
少しくらいわがままだって聞き分けがなくたって人間だもん
仕方ないさ
心に 心に 花を咲かせよう
気がつけばほら知らないあいだに笑えてるだろう
それが希望なんだ
あしたへ届け
未来へ届け
僕らの願いよ
それぞれの心へ
いつか花となって
生まれ変われよ
そしてなくした
笑顔をいつか
取り戻させたまえ
笑顔で歩けぬ生き方ほど悲しいものはないさ
旅人には旅人の
身なりと力
授けなきゃ
だから
神様
いやしねえだろうが
僕は
天に向かい
高らかに叫ぶ
今 僕や君は
負けず 進む
生きていく
だから
考えを改めて
ください
心に花を咲かせられるように目をあけて見えた世界を変えてくれ
見違えるくらいに
幸せが微笑み
僕の夢に魔法をかけて
小さな愛を抱かせた。