詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕は天の邪鬼
悲しいのに笑ってみたり
嬉しいくせに嘘泣きしたり
素直になれない
素直になれない
だから日々雨降り
雨乞いしてもやまない心の雨
ずっととなりにいるからそれでいいだろなんて今思えばなんてひどい言葉なんだと後悔をしてもしきれないな
ずっととなりでずっととなりで何をしよう 何をしよう
あれしよう これしよう 何にもわからない ありきたりな気がしてさ
だけれど何かしたいんだよ
迷惑かけた君のために
不器用な手先で愛をつくりたいのさ
誰よりも近い隣人になってこの夏僕だけ好きになってほしい
君が心から愛してもらえるような人に生まれ変わりたい
今 僕は素直になれてるかなあ?
鏡がなけりゃ自分の姿 見えないみたいにわからないから
わからないから
教えてよ
素直になれてるのならとびきりの笑顔でこたえて夏の暑さを吹き飛ばして
誰よりも近い場所で1センチも残さず心を寄り添わせよう
誰よりも近い隣人という立場になって
素晴らしい恋をはじめよう
暑中見舞い
買う金ない
だから
夏恋祝い
しようねえ
二人
誰よりもあなたの
誰よりも君の
近くで愛を咲かせよう
枯れちゃわないようにうまく育てよう
夏が終われば
きっとすゞやかな
笑顔がもどるさ
この部屋にも
すゞやかな
秋がくるさ
それまでは夏の暑さを理由にちょっと二人だらけながら休息
心を休めよう。